Linux を使う上で避けて通れないのが ディスクパーティション です。 パーティションとは、物理ディスクを論理的に分割して使う仕組みで、 システム領域やデータ領域、スワップ領域などを柔軟に管理するために必要です。
本記事では、パーティションの基本概念から作成・削除・サイズ変更、実務でよく使うツール(fdisk / parted / lsblk / blkid など)まで、図解とコマンド例でわかりやすく解説します。
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目次
- パーティションとは
- パーティションの種類(MBR/ GPT/ ext4/ swap)
- パーティションの確認(lsblk/blkid)
- パーティション作成・削除
- パーティションのサイズ変更
- 実務でよくあるパターン
- FAQ
パーティションとは
パーティションは、物理ディスクを論理的に区切る単位です。 Linux のファイルシステムやスワップ領域などは、パーティション単位で使われることが多く、 適切なパーティション設計はシステムの安定性やパフォーマンスに直結します。
たとえば:
- /(ルート):OS 本体
- /home:ユーザーデータ
- swap:仮想メモリ領域
これらはそれぞれ独立したパーティションとして管理されます。
パーティションの種類(MBR / GPT / ファイルシステム)
MBR(Master Boot Record)
- 4 つまでのプライマリパーティション
- 2TB までのディスクに対応
GPT(GUID Partition Table)
- 多数のパーティションを作成可能
- UEFI ブート対応
- 2TB を超えるディスクにも対応
ファイルシステム形式
- ext4:よく使われる汎用ファイルシステム
- swap:仮想メモリ用
- xfs:大規模データ向け

パーティションの確認(lsblk / blkid)
現在のパーティション情報を確認するには:
🔹 lsblk
lsblk -f
ディスクとパーティション構造、ファイルシステムも一覧できます。
🔹 blkid
sudo blkid
UUID やファイルシステムタイプを確認できます。
パーティション作成・削除
① fdisk を使ったパーティション作成
sudo fdisk /dev/sdb
# n → 新規パーティション
# p → プライマリ
# w → 保存して終了
終了後、作成したパーティションをファイルシステム化します:
sudo mkfs.ext4 /dev/sdb1
② パーティション削除
sudo fdisk /dev/sdb
# d → パーティション削除
# w → 保存して終了
削除後、/etc/fstab の該当行も削除しておきましょう。
パーティションのサイズ変更
サイズ変更はリスクが伴うためバックアップを推奨します。例として growpart と resize2fs を使う方法:
sudo growpart /dev/sdb 1
sudo resize2fs /dev/sdb1
オンラインで実行するには LVM で管理する方が安全です。
実務でよくあるパターン
- データディスクの追加とパーティション化
- /home の分離とバックアップ運用
- スワップ領域の構築と運用方針
たとえば /home を別パーティションにしておくと OS 再インストール時にデータを守りやすくなります。
FAQ
Q1. MBR と GPT の違いは?
MBR は従来型で 2TB まで・GPT は UEFI や大容量ディスク向けです。
Q2. パーティションと LVM は何が違う?
LVM は論理ボリュームとして可変サイズの管理が可能で、リサイズ/スナップショットが容易です。
Q3. パーティション変更時の注意点は?
ファイルシステムのバックアップ、fstab の更新、UUID の整合性確認が重要です。
まとめ:
Linux のパーティションはシステム設計の基礎です。 fdisk/parted などでの作成・削除・サイズ変更に加え、実際の運用パターンや注意点を把握することで安全なストレージ管理を実現できます。




